Japanese
English
特集 産後過多出血への対応の留意点
特殊な状況での管理とその留意点
胎盤娩出遅延への対応
清水 文香
1
,
新垣 達也
1
SHIMIZU Fumika
1
,
ARAKAKI Tatsuya
1
1昭和医科大学医学部産婦人科学講座
pp.658-661
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002738
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はじめに
分娩後異常出血(postpartum hemorrhage:PPH)は世界の妊産婦死亡の約27%を占める主要な原因であり1),胎盤娩出遅延はPPH関連死亡の約18%に関与するとされる2)。胎盤娩出遅延は,分娩第3期の異常として日常診療でしばしば遭遇するが,その背景病態は一様ではない。対応の遅れに加え,病態評価が不十分なまま介入を行うことは,母体状態をさらに増悪させるリスクがある。

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