今月の臨床 胎盤—母児接点としての役割
胎盤の診断法
12.娩出胎盤の診かた
椹木 勇
1
,
神谷 敬雄
1
,
梅嵜 圭吾
1
1関西医科大学産婦人科
pp.986-988
発行日 1994年8月10日
Published Date 1994/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901843
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正常妊娠末期の胎盤は円盤状で,直径12〜15cm,厚さ1〜2cm,重さ500g(胎児体重のおよそ1/6)で,娩出直後には,羊膜腔に面し,羊膜に被われた胎児面と,子宮内膜海綿層より剥離された母体面よりなり,その構造は表1および図1のようである.
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