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特集 産後過多出血への対応の留意点
特殊な状況での管理とその留意点
IUFDを合併する常位胎盤早期剝離の分娩管理
牧野 弘毅
1
,
新垣 達也
1
MAKINO Koki
1
,
ARAKAKI Tatsuya
1
1昭和医科大学医学部産婦人科学講座
pp.642-645
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002734
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はじめに
常位胎盤早期剝離は母児の生命を脅かす重篤な産科合併症である。なかでも子宮内胎児死亡(intrauterine fetal death:IUFD)を合併した症例は,播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation:DIC)を高率に伴い,母体予後不良と強く関連する。そのため,発症時には迅速かつ適切な全身管理と分娩戦略が求められる。しかし,IUFDを合併する胎盤早期剝離に対する分娩管理は標準化されておらず,施設機能や医療資源に依存した個別対応が行われているのが現状である。

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