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特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【嗅覚・味覚研究の進歩】
味覚受容の分子機構
重村 憲徳
1
Noriatsu Shigemura
1
1九州大学大学院歯学研究院・口腔機能解析学分野
キーワード:
味覚
,
味覚受容体
,
味覚受容機構
Keyword:
味覚
,
味覚受容体
,
味覚受容機構
pp.21-23
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001946
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- 参考文献 Reference
はじめに
味覚受容体は,生命活動に必要な栄養物質や有害な毒物などを検知するための重要なセンサーである。その構造は大きく2つに分類され,甘味,うま味および苦味はGタンパク質共役型受容体(GPCR)であり,塩味と酸味はイオンチャネル型受容体である。近年,クライオ電子顕微鏡法(Cryo-EM)により甘味と苦味受容体の構造が解き明かされた。このことにより,味覚受容機構を基盤とする新たな未来医療・産業をデザインすることが可能となってきた。

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