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特集 ワクチンの安全性と社会学—HPVワクチンの接種はなぜ広まらないのか?—
Ⅱ.HPVワクチンについて
3.副反応に関する疫学データの解釈
八木 麻未
1
,
上田 豊
1
,
木村 正
1
A. Yagi
1
,
Y. Ueda
1
,
T. Kimura
1
1大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学講座
pp.301-304
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001660
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
HPVワクチンの安全性について評価するため,祖父江班による全国疫学調査や名古屋スタディが行われ,接種あり・なしの年齢分布が極端に異なることを含め種々のバイアスが存在し,ワクチン接種と多様な症状との間の関連性について言及するのは困難であること,ワクチン非接種者においても多様な症状を有するものが認められること,などが報告された。これに対しワクチン反対派は,名古屋スタディと同じデータを用い,異なる解析手法を用いてワクチン接種と多様な症状との関連性を主張している。関連性について言及するのは困難であるが,重要なのは,統計学の限界を理解したうえで正しくデザイン・解析し,解釈することである。

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