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綜説
治療可能になった希少疾患「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」――小児科医が知っておきたいこと
藤原 稔史
1
1九州大学大学院医学研究院整形外科学
pp.834-839
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003982
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進行性骨化性線維異形成症(FOP)は,ACVR1遺伝子変異を原因とするきわめて稀な骨系統疾患であり,全身の軟部組織に進行性の異所性骨化を生じる.出生時から認められる第1趾変形を特徴とし,フレアアップを契機に関節可動域制限や機能障害が進行する.近年,病態解明が進み,2026年7月には本邦初のFOP治療薬であるパロバロテンが承認された.現在はActivin Aを標的とした治療薬の開発も進められており,FOP診療は大きな転換期を迎えている.本稿では,FOPの歴史,病態,診断および治療の最新知見について概説する.

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