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特集 転倒予防最前線
病院内での転倒・転落事故の裁判例からみた現場に必要な法律的観点と予防対策
Legal perspectives and preventive measures necessary for hospitals in light of court cases related to tripping and falling accidents
望月 浩一郎
1
Koichiro MOCHIZUKI
1
1パークス法律事務所
キーワード:
Hospital fall and injury prevention
,
Legal perspectives on hospital accidents
,
Risk management in healthcare facilities
Keyword:
Hospital fall and injury prevention
,
Legal perspectives on hospital accidents
,
Risk management in healthcare facilities
pp.923-931
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003473
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- 参考文献 Reference
要旨:転倒・転落による死亡は増加しており,交通事故による死亡の3.2倍である。死亡あるいは障害を残す医療事故のうち転倒・転落は21.4%と,医療事故の中でも対策が重要な分野となっている。医療機関における転倒・転落事故判例は,転倒・転落の原因・機会という視点から① 施設の要因,② 治療の要因,③ 看護の要因に大別される。転倒・転落対策が十分であったか否かは,① 転倒・転落リスクの正しい評価,② 転倒・転落リスクに応じた安全な施設・設備,③ 転倒・転落リスクに応じた適切な治療・看護・介護の3点から検討される。常時付き添えない場合に身体拘束による転倒・転落防止措置が許されるかを巡って,身体拘束を適法とする切迫性,非代替性,一時性の3要件を満たすか否かについての紛争も生じている。転倒・転落事故についての裁判例を検討することで,同じ態様,あるいは,類似の態様の転倒・転落の防止に必要な情報を提供する。

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