Japanese
English
症例
左胸鎖関節部の先天性皮下皮様瘻孔の1例
Congenital dermoid fistula at the left sternoclavicular joint
高士 昌之
1
,
澤崎 百合香
1
,
牧野 莉央
2
,
柴田 章貴
1
Masayuki TAKASHI
1
,
Yurika SAWAZAKI
1
,
Rio MAKINO
2
,
Akitaka SHIBATA
1
1岐阜県立多治見病院,皮膚科(主任:柴田章貴部長)
2同,形成外科
キーワード:
皮下皮様瘻孔
,
皮下皮様囊腫
,
胸鎖関節部
,
表皮囊腫
Keyword:
皮下皮様瘻孔
,
皮下皮様囊腫
,
胸鎖関節部
,
表皮囊腫
pp.1225-1228
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006006
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- 参考文献 Reference
20歳,女性。幼児期より左胸鎖関節部に皮下結節があり腫脹と排膿を繰り返していた。16歳頃から腫脹と排膿の頻度が増え,18歳時に前医にて粉瘤が疑われ切除術を受けた。術後数週間で同部位の腫脹,排膿の再発があり,結節の形成も認めるようになり当院を紹介受診した。10mm大の紅色結節と基部に全周に10mmほどの瘻孔を伴う皮下結節を認め,超音波検査,MRI検査では周囲臓器との交通は認めなかった。全摘出術を行い,病理組織学的所見では囊胞周囲に多数の脂腺を認め,先天性皮下皮様瘻孔と診断した。皮下皮様瘻孔は瘻孔部の全摘出が必要となるため,乳幼児の左前胸部に排膿を繰り返す結節を認めた際は本症を鑑別にあげる必要がある。

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