Japanese
English
症例
アナフィラキシーショックと鑑別を要した血管迷走神経反射の1例
Vasovagal reflex requiring differentiation from anaphylactic shock
山本 惇
1
,
芳賀 貴裕
1
Jun YAMAMOTO
1
,
Takahiro HAGA
1
1気仙沼市立病院,皮膚科(主任:芳賀貴裕科長)
キーワード:
血管迷走神経反射
,
アナフィラキシーショック
,
局所麻酔
Keyword:
血管迷走神経反射
,
アナフィラキシーショック
,
局所麻酔
pp.239-241
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005642
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42歳,女性。以前から医療機関で血管迷走神経反射やリドカイン塩酸塩に対するアナフィラキシーショックを疑う症状が何度かあった。当科でロピバカイン塩酸塩水和物注射液0.75%とアドレナリン注射液による局所麻酔の術後,気分不快と血圧低下を生じた。6カ月後,リドカイン塩酸塩・アドレナリン注射液1%による局所麻酔の術後に同様の経過をたどった。上記の経過を医療行為による血管迷走神経反射と診断した。血管迷走神経反射とアナフィラキシーショックは,心拍数や症状消失の速度,発症時の体位の観点で鑑別することができるとされているが,即座に判断するのが困難な場合もある。

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