Japanese
English
症例
尋常性乾癬に併発し診断・治療に難渋した乳房外Paget病の1例
Extramammary Paget’s disease in a patient with psoriasis vulgaris, which was difficult to diagnose and treat
巻口 萌
1
,
並木 剛
1
,
和田 昇悟
1
,
大竹 里奈
1
,
沖山 奈緒子
1
Moe MAKIGUCHI
1
,
Takeshi NAMIKI
1
,
Shogo WADA
1
,
Rina OTAKE
1
,
Naoko OKIYAMA
1
1東京科学大学病院,皮膚科(主任:沖山奈緒子教授)
キーワード:
乳房外Paget病
,
尋常性乾癬
,
生物学的製剤
Keyword:
乳房外Paget病
,
尋常性乾癬
,
生物学的製剤
pp.933-936
発行日 2025年6月1日
Published Date 2025/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005257
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- 参考文献 Reference
61歳,女性。2006年より尋常性乾癬を発症し,前医にてステロイド外用治療を行っていた。2017年より外陰部に境界明瞭な不整形紅斑が出現した。ステロイド外用とするも緩徐に増大傾向であり,生検にて乳房外Paget病と診断した。2回のマッピングのうえで切除施行し,断端は陰性であった。グセルクマブ投与にて乾癬も寛解し,現在どちらも再燃なく経過している。これまで乾癬と乳房外Paget病を同部位に併発した報告はない。また,悪性腫瘍既往患者に生物学的製剤を投与した報告例は限られており,現時点では自験例のように悪性腫瘍から治療を行うことが推奨されるが,今後のさらなる症例の蓄積と長期間の観察によって生物学的製剤の柔軟な使用が望まれる。

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