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特別寄稿
がん治療の「経済毒性」
山本 瀬奈
1
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
pp.61-65
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango30_61
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はじめに
がん治療の進歩は治療効果の向上と治療選択肢の広がりをもたらし,今後ますます発展が続くものと期待される.こうした治療の進歩に支えられ,多くの患者が,がんと診断された後も,治療を続けながらより長く生きることができる時代を迎えている.このことは喜ばしい変化であるが,同時に新たな課題を患者・家族・医療者にもたらしている.その一つが今回取りあげる「経済毒性」であり,近年,国内外で関心が寄せられているトピックである.

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