今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く
副作用対策
2.骨髄毒性
朴 将源
1
,
松本 光史
1
1兵庫県立がんセンター腫瘍内科
pp.1124-1130
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208562
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●骨髄毒性は貧血,血小板減少,白血球減少を指すが,特にマネジメントが必要なのは白血球(好中球)減少である.
●発熱性好中球減少症(FN)とG-CSFに関しては各国,各学会からガイドラインが発行されており,それらをもとに本邦でもガイドラインが作成されている.
●2014年9月よりペグフィルグラスチムが本邦でも承認され,FNのリスク回避に寄与する可能性が示唆されている.従来のG-CSFとの使用方法の違いに注意する.
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