増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
11.がん治療副作用・疼痛緩和
消化器毒性
加藤 久乃
1
,
河田 健司
1
1藤田保健衛生大学医学部臨床腫瘍科
pp.331-334
発行日 2016年4月30日
Published Date 2016/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200981
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
処方のPoint
《口内炎》
・対症療法を用いて疼痛改善を図る。
《悪心・嘔吐》
・抗悪性腫瘍薬の催吐性リスク分類に応じた制吐薬を用いる。
・症状出現時は前投薬と異なる制吐薬を追加投与する。
《下痢》
・1日4〜6回で感染症や脱水を伴わない下痢に対しては対症療法を行う。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.