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別冊春号 2020のシェヘラザードたち
第9夜 針を使って患者に心をくだくのが麻酔科医—ルーチンワークとせず,自分が行ってきた麻酔を反芻,学び続けることの大切さ
伊藤 裕之
1
1仙台ペインクリニック
pp.53-57
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200124
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私は卒後15年目の麻酔科医です。今は手術麻酔から少し離れ,ペインクリニックの診療所で,痛みで困っている患者の外来および入院治療の仕事をしております。手術麻酔と近くて遠いペインクリニックで本腰を入れて仕事を始めた今,手術麻酔に寝ても覚めても傾注していた12年間で経験してきた症例のなかから今でも思い起こすものをいくつか,皆さんにお話ししたいと思います。

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