別冊春号 2020のシェヘラザードたち
第22夜 アリバイディフェンス麻酔科医の凋落—手技を確実に行うことの大切さ,言葉ではわかっていても…
豊田 浩作
1
1倉敷中央病院 麻酔科
pp.135-138
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200137
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アリバイディフェンスとは,サッカーの俗語の一つである。守備の際にボールを持つ相手との距離を中途半端に寄せただけで,「自分,一応ディフェンスやっときましたよ〜」と取り繕うようなプレーを指す。
麻酔科医がアリバイディフェンスのような仕事に慣れてしまうと,どのような目に遭うのか。かつて筆者が体験した悪夢のような症例を振り返ってみたい。
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