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活動報告
老人保健対策における保健婦の役割—特別区A保健所での経験を通して
安田 美弥子
1
1埼玉県立衛生短期大学
pp.138-143
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206631
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はじめに
わが国の経済は低成長時代にはいり,各方面から厳しい行政改革が迫まられている。一方世界に類のない急速な高齢化社会の出現を目前にして,老人保健法案が国会を通過し,58年2月から全国の市町村において対策の実施が予定されている。このいずれもが自治体で働く保健婦の活動に大きくかかわらざるを得ない。
そこで老人保健問題に関する保健婦活動をふりかえってみると,個々のケースについての症例報告やねたきり老人の実態調査,訪問看護活動について考察したものは数多く発表されている。しかし高齢化社会に向かって保健婦の立場から総合的に老人保健問題に論及したものは少ない。それゆえ東京都の特別区の赤羽保健所において,ねたきり老人の実態調査から始まり,成人病予防や老人福祉のあり方にまで言及した一連の保健婦活動を取り上げて活動の評価と反省をし,今後の方向を探りたいと考える。

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