特集 東京都23区にみる保健婦活動の歩み—2年目を迎えた区移管後の保健所の中で
座談会
保健所は区民のものになりつつあるか—保健所区移管と保健婦活動
田畑 健介
1
,
林 光
,
浦野 元幸
2
,
柴 正雄
3
,
大塚 節子
4
,
益子 フサ
5
,
湯原 シズ子
6
,
菊地 頌子
7
1練馬区
2荒川区荒川保健所予防課
3葛飾区葛飾保健所業務係
4板橋区志村保健所
5葛飾区小菅保健相談所
6大田区糀谷保健所
7江東区城東保健所
pp.34-49
発行日 1978年1月10日
Published Date 1978/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205936
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菊地(司会) みなさん,お忙がしいところご出席いただきましてありがとうございます。
50年4月,保健所が都から区に移管されて2年数か月を経過しました。率直に言いまして私達保健所職員にとっては,大変な思いをした区移管でありましたが,そろそろ客観的な目で保健所の区移管後の経過を見られる時期にきたのではないかと考え,医学書院の協力を得て座談会をもつ計画をしました。率直な意見をたくさん出していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。さっそくですが,区移管と区移管後の感想などをまずお話しいただきたいと思いますが,区長さんのほうからお願いいたします。
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