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増刊号 感染症検査実践マニュアル
Ⅵ.感染症とその検査法
6.性感染症 1)古典的4疾患—梅毒,淋病,軟性下疳,鼠径リンパ肉芽腫症
広瀬 崇興
1
1札幌医科大学医学部泌尿器科学教室
pp.119-123
発行日 1996年6月15日
Published Date 1996/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902756
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はじめに
性感染症(sexually transmitted diseases;STD)は性的接触により伝播する疾患であり,現在では表1に示すウイルスから寄生虫までの多数の病原体による種々の疾患が含まれる.ここでは古典的4疾患と呼ばれる疾患について解説する.これは1948年に本邦で施行された性病予防法において定義された4疾患であり,医師は都道府県知事に届け出る義務がある.しかし,施行から50年近く経た現在では,梅毒と淋病はいまだ問題となっているものの,軟性下疳と鼠径リンパ肉芽腫症はほとんどみかけない.

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