Japanese
English
特集 情報化社会における病院—情報システムのあり方
外から見た病院情報—その分類と体系
前田 征男
1
Yukio MAEDA
1
1富士通(株)医療システム事業部
pp.729-732
発行日 1986年9月1日
Published Date 1986/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208903
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
情報システムから見た"病院"の概念
病院というものを,システム分析的に捉えたならば,その究極的な解釈では"患者を癒やすところ"というべきかもしれない.この患者という言葉は,病気になった人を客観視した言い方の側面があり冷たい感覚も合わせ持っていると考えられる.それは"患者"を単に病気に罹った人という概念で明確に整理していくと,システム分析というものは論理的に展開することになるので,"患者"を"故障した車"と同じように考えてしまうことになる.更に分析を進めて行くと,"病院"の機能は"自動車の修理工場"と同じように扱ってしまい,以後機械的に業務の機能を分割して,少しでも業務効率の良くなる病院システムを構築してしまうことになる.
そもそも"病院"が他のシステムと根本的に異なるのは,"患者"という"人間"を対象にしており,また"人間"の生命を取り扱っていることであろう.

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