Japanese
English
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歯性異物性上顎洞炎に就て
三浦 真一
1
,
関 正幸
1
1東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.271-274
発行日 1956年4月20日
Published Date 1956/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201541
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緒言
鼻腔に異物が入ると,やがては炎症が起り,鼻出血,悪臭膿性鼻汁等の症状を伴つて来る様に副鼻腔の一つである上顎洞にも,異物が迷入した場合,やはり炎症を伴つて来て急性上顎洞炎の症状が現われ,重篤な場合は骨炎さえも伴うことがあるとされている。然して上顎洞と歯牙及び歯周組織とは解剖学的に非常に接近した関係にあり,簡単に抜歯,その他の手術的操作によつて往々口腔上顎洞瘻孔を形成し,ここが異物の迷入部位となつて,やがては上顎洞にも炎症が現われ,私共の臨床を訪れることが屡々ある。表題の歯性異物性と云うのはかかる意味であり,この点に就て経験した3症例を挙げ考察した次第である。
Miura and Seki report 3 cases fo maxillary sinusitis and tenatively name the condition as dental, foreigen-body sinusitis. The cause of sinusitis is found to be an intrusion of foreign body through fistulous opening in the maxillary bone.

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