Japanese
English
総説
網膜芽細胞腫の諸問題
Problems in Retinoblastoma
箕田 健生
1
Kensei Minoda
1
1東京厚生年金病院眼科部
1Department of Ophthalmology, Tokyo Koseinenkin Hospital
pp.1133-1137
発行日 1976年10月15日
Published Date 1976/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205523
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1133ページから1137ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
網膜芽細胞腫はわが国では眼内悪性腫瘍のなかで最も多く,かつ小児悪性新生物のなかでも上位の頻度を占める疾患である。近年ヨーロッパにおいて本腫瘍の発生頻度が数十年前に比べて増加しているとの報告があり1,2),その原因として本症の診断治療が正しく行なわれるようになつたことで本症患者の生存率が向上し,更に次世代に本症が遺伝することによつて家族発生例が増加したことが指摘されているが,一方では散発発生の頻度も増加しているとの報告もある1)。わが国における網膜芽細胞腫の疫学的研究は尾久3)の1945〜57年の北海道地区の報告,またMatsunaga&Ogyu4)の1900〜40年の206例の遠隔調査の報告などがあるが,本症に関する全国的規模での詳細な調査は今日までなされていなかつた。昨年,わが国では初めての試みとして1975年度網膜芽細胞腫全国登録が実施され,本症の実態が明かにされつつある5)。本文では主として,この全国登録によつて明かにされた知見を引用しつつ,本症に関する諸問題を考察する。

Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

