Japanese
English
臨床研究
乳腺腫瘍の血管造影所見
Angiography of the breast tumor
沢田 敏
1
,
小林 昭智
2
,
深谷 徳幸
2
,
小林 聰
3
Satoshi SAWADA
1
1浜松医療センター放射線科
2関西医科大学放射線科
3天理病院放射線科
pp.1027-1032
発行日 1978年7月20日
Published Date 1978/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206990
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
近年,全身のあらゆる臓器の疾患について血管造影検査が行なわれるようになつたが,乳房を含む前胸壁の病変についての報告は少ない1,3,5-9),その理由は本症が体外から容易に触知可能なことをはじめ,乳房撮影像による確診率が高いことや,試験切除が行ないやすいためであろう.しかし,最近になつて手術前に腫瘍細胞の播種を防止する目的や,Stage IIIの腫瘍群に対する抗癌剤の動注療法が注目され,再びその適応を拡げようとしている9).
筆者らは,血管造影検査を行なつた46例の乳腺腫瘍について,その血管支配を検討し,検査方法や血管造影所見などについて若干の知見を得たので報告する.

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