Japanese
English
総説
脳血管の神経支配
Neural Regulation of Cerebral Blood Vessels
鈴木 則宏
1,2
Norihiro Suzuki
1,2
1慶應義塾大学医学部神経内科
2水戸赤十字病院内科
1Department of Neurology, Keio University
2Department of Internal Medicine, Mito Red Cross Hospital
キーワード:
cerebral blood vessels
,
sympathetic nerve
,
parasympathetic nerve
,
sensory nerve
,
neuropeptides
,
nitric oxide synthase
Keyword:
cerebral blood vessels
,
sympathetic nerve
,
parasympathetic nerve
,
sensory nerve
,
neuropeptides
,
nitric oxide synthase
pp.6-19
発行日 1993年1月1日
Published Date 1993/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406900427
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
脳血管に種々の神経伝達物質を含む神経線維が分布していることは現在では医学的な一般通念となっている。組織化学の確立していなかった19世紀から今世紀半ばにかけては,"神経線維の存在"に対してつきるところのない議論の応酬がみられる37)。このことは,当時からいかにこの命題が斯界において大きな関心事であったかを如実にものがたると同時に,それから約1世紀を経た現在の"神経支配の意義"をめぐる議論とをオーバーラップさせてみると脳血管の神経支配をめぐる科学の進歩がいかに悠然としたものかを改めて実感させられる。本総説では,組織化学法が確立され神経伝達物質が同定されるようになった以後の脳血管の神経支配について最近の知見を中心に論じたい。

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