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Coffee Break
早期胃癌1,000例から2,000例へ(3)―早期胃癌1,000例の達成期間
高木 國夫
1
1林外科病院
pp.156
発行日 1992年2月25日
Published Date 1992/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106726
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- Abstract 文献概要
早期胃癌1,000例の集積は,長期間にわたる各施設の早期胃癌に対する診断・治療に当たっての血と汗の結晶と言えるものである.早期胃癌に対する挑戦で,その第1例の発見・治療から1,000例に達するまでの期間をみると,Fig. 1のごとく,それぞれ18年から29年の長年月に及ぶものであった.この間,各施設で早期胃癌の診断・治療に携わった医師は数え切れないであろうが,この多くの医師にとって,それぞれの施設での1例1例の早期胃癌の診断・治療の経験が走馬燈のように蘇ってくるであろう.
早期胃癌1,000例の達成までに要した18年から29年の長期間を早期胃癌の診断・治療の歴史にダブらせてみると,Fig. 1のごとくである.この図から,最も大きな特徴の1つと思われるものは,8施設のうち6施設が,早期胃癌の肉眼分類の作られた1962年の前後に,早期胃癌に対する長い戦いの第1歩を記していることである.更に,1964年以降直視下胃生検の新しい決定的な武器を手にして,早期胃癌に対する怒濤のような進撃が開始されている.
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