Japanese
English
今月の主題 高血圧症—今日の知識
治療
レニン・アンジオテンシン系阻害薬
荻原 俊男
1
,
熊原 雄一
1
Toshio Ogihara
1
,
Yuichi Kumahara
1
1大阪大学医学部・第4内科
pp.1998-1999
発行日 1982年11月10日
Published Date 1982/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218015
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- Abstract 文献概要
レニン・アンジオテンシン(R-A)系抑制物質は,図に挙げたように,R-A系の各ステップの抑制物質があるが,これらのうち臨床応用されている抑制剤は,テプロタイド,カプトプリルなどの変換酵素抑制剤,およびアンジオテンシンⅡ(AⅡ)拮抗性ペプチドであるAⅡアナログ(〔Sar1,Ile8〕AⅡ,〔Sar1,Ala8〕AⅡ,〔Sar1,Thr8〕AⅡ)の2種類である.降圧剤として注目されているのは,カプトプリルをはじめとする経口投与可能な変換酵素抑制剤である.
カプトプリルは米国スクイブ社のOndetti,Rubin,Cushmanらにより開発され1),すでに欧米ではCapoten®として市販されており,本邦でも第Ⅲ相臨床試験が終了し,軽症,重症本態性高血圧のほか,二次性高血圧にも有効なことが確認され,その一般使用が望まれている.
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