今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望
治療
レニン・アンジオテンシン系阻害薬
宮森 勇
1
,
木越 俊和
1
,
森本 真平
2
Isamu MIYAMORI
1
,
Toshikazu KOGOSHI
1
,
Shinpei MORIMOTO
2
1金沢大学医学部・第2内科
2金沢大学医学部・内科
pp.1719-1721
発行日 1980年11月10日
Published Date 1980/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216756
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はじめに
腎血管性高血圧症,悪性高血圧症,高レニン本態性高血圧症などのレニン・アンジオテンシン依存性高血圧に対して,レニン・アンジオテンシン系(RA系)の抑制は,きわめて有効な降圧効果が期待される.近年,RA系を抑制する薬剤としてアンジオテンシンIIアナログとアンジオテンシンI変換酵素阻害薬が開発され,臨床的に応用されている.
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