今月の主題 高血圧と臨床検査
生理活性物質
レニン-アンジオテンシン系
小原 克彦
1
Katsuhiko KOHARA
1
1愛媛大学医学部老年医学
キーワード:
アンジオテンシンⅡ
,
カプトプリル負荷試験
,
レニンプロフィール
Keyword:
アンジオテンシンⅡ
,
カプトプリル負荷試験
,
レニンプロフィール
pp.652-655
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904097
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レニン-アンジオテンシン系の律速段階はレニン酵素反応であり,レニン活性を測定することによりレニン―アンジオテンシン系の活性を推定できる.腎血管性高血圧においては,血漿レニン活性測定は,その診断に必須であり,カプトプリル負荷試験や分腎レニン比などが利用されている.本態性高血圧患者においては,食塩摂取量との関係からレニンプロフィールが合併症の発症と関係すると報告されている.
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