今月の主題 高血圧症—今日の知識
治療
中枢性降圧剤
木村 忍
1
,
三浦 幸雄
1
Shinobu Kimura
1
,
Yukio Miura
1
1東北大学医学部・第2内科
pp.2000-2001
発行日 1982年11月10日
Published Date 1982/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218016
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交感神経抑制薬は高血圧の治療に古くから多用されてきた.現在,作用点を異にする多くの交感神経作動薬が臨床に供され,中枢から末梢に至る各部位でその機能を抑制することができる.図に,各製剤の主な作用点を示す.これらのうち,α-メチルドーパやクロニジンは中枢神経系に作用して末梢交感神経系を抑制する代表的な中枢性降圧剤である1).
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