特集 心不全パンデミック時代の新しい診療知を求めて
セミナー 知っておいてほしい新しい心不全診療のポイント
弁膜症による心不全の治療戦略
中西 弘毅
1
1東京大学医学部附属病院検査部
キーワード:
▶人口の高齢化に伴い,弁膜症は増加している.
,
▶心不全の原因として,弁膜症は重要な位置を占める.
,
▶ASの重症度評価には心エコーによる多断面でのアプローチが必要である.
,
▶MRは,一次性と二次性の2つに大きく分けられる.
,
▶近年,心房性機能性MRへの注目が集まっている.
,
▶弁膜症の治療方針の決定はハートチームでのディスカッションが必須である.
Keyword:
▶人口の高齢化に伴い,弁膜症は増加している.
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▶心不全の原因として,弁膜症は重要な位置を占める.
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▶ASの重症度評価には心エコーによる多断面でのアプローチが必要である.
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▶MRは,一次性と二次性の2つに大きく分けられる.
,
▶近年,心房性機能性MRへの注目が集まっている.
,
▶弁膜症の治療方針の決定はハートチームでのディスカッションが必須である.
pp.510-514
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.04_013
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はじめに
人口の高齢化に伴い,心不全患者数は急激に増加している.心不全の原因疾患として,弁膜症は重要であるとともに,心不全により弁膜症の病態が悪化することもしばしば観察される.本稿では弁膜症の中でも,特に患者数の多い大動脈弁狭窄症aortic stenosis(AS)と僧帽弁閉鎖不全症/僧帽弁逆流症mitral regurgitation(MR)についてガイドライン1)に準拠して概説する.

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