特集 てんかん 診断・治療・ケアのアップデート
第Ⅰ章 てんかん総論
歴史・文化のなかのてんかん
松浦 雅人
1
1嬉野が丘サマリヤ人病院
pp.27-30
発行日 2026年9月24日
Published Date 2026/9/24
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002520
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Summary
■てんかんは人類の誕生とともにあり,絵画や文学などはその時代と文化のてんかんへの理解を教えてくれる.
■ヒポクラテス全集『神聖病について』はてんかんの脳起源説を説いたが,その後の西欧社会ではてんかんは神や悪霊の仕業とされた.
■中国やわが国では癲,癇,狂を区別する伝統があったが,やがて混同されて明治初期のわが国では精神科病院が癲狂院とよばれた.
■19世紀後半にジャクソンがてんかんを正しく定義したが,その後もてんかんへの誤解と迷信と偏見はなくならなかった.

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