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公益社団法人日本麻酔科学会第71回学術集会講演特集号 招請講演
周術期における安全文化醸成の歴史と展開
History and development of a culture of safety in the perioperative period
稲田 英一
1,2
Eiichi INADA
1,2
1東京都立東部地域病院病院長
2順天堂大学名誉教授
キーワード:
麻酔事故
,
ヒューマンエラー
,
標準モニタリング
,
麻酔関連偶発症例調査
,
チェックリスト
Keyword:
麻酔事故
,
ヒューマンエラー
,
標準モニタリング
,
麻酔関連偶発症例調査
,
チェックリスト
pp.S1-S11
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.18916/masui.2024130002
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1 安全文化こそが周術期管理の信条
麻酔管理や周術期管理は,患者の疾患を治療し,生命や機能予後を改善し,そして社会生活への復帰に寄与するものである。しかし,麻酔や周術期管理におけるさまざまなリスク要因の回避こそがきわめて重要であり,その基礎となるのは安全文化であろう1)(図1)。
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