特集 小児の不眠―眠れない子ども・眠らない子どもへの対策―
Ⅲ.「眠らない」小中学生
眠らない小中学生,社会的時差ぼけについて―養護教員と協働した睡眠教育活動を交えて―
田中 秀樹
1
,
山岡 香織
1
1広島国際大学健康科学部
キーワード:
行動変容
,
社会的時差ぼけ
,
睡眠教育
,
生活リズム健康法
,
養護教員
Keyword:
行動変容
,
社会的時差ぼけ
,
睡眠教育
,
生活リズム健康法
,
養護教員
pp.1287-1292
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001828
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SUMMARY
▷学校での睡眠教育は,眠らない小中学生の減少,社会的時差ぼけの軽減のために重要である.
▷就床前は,①脳が興奮していないこと,②体温がスムースに下がることが大切である.
▷平日と休日の起床時刻の差は2時間以内にとどめ,起床後は明るいところで,朝食をとる.昼間,眠いときは短い昼寝をとる.リズムを狂わさずに,睡眠の不足を補うことが大切である.
▷睡眠改善は知識と行動を結びつけ,習慣化することが重要である.

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