特集 知っておきたい小児炎症性腸疾患(IBD)
V.小児IBDの治療
小児潰瘍性大腸炎の治療指針
横山 孝二
1,2
1自治医科大学小児科学
2友愛記念病院小児科
キーワード:
生物学的製剤
,
チオプリン製剤
,
NUDT15
,
5-ASA製剤
,
5-ASA製剤不耐症
Keyword:
生物学的製剤
,
チオプリン製剤
,
NUDT15
,
5-ASA製剤
,
5-ASA製剤不耐症
pp.441-444
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000119
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SUMMARY
▷生物学的製剤の登場により治療は大きく変化し,粘膜治癒が治療目標となった.
▷治療はガイドラインに沿って行われるが,小児適用のない薬剤も多いことに留意.
▷5-ASA不耐症やサイトメガロウイルス腸炎など治療に関連した合併症にも注意.
▷チオプリン製剤使用前にはNUDT15遺伝子多型の確認を.
▷小児では成長障害,ワクチン接種,心理社会的側面への配慮が必要.
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