特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
就労女性のためのARTスケジュール(低卵巣刺激)
福田 淳一郎
1
1加藤レディスクリニック
キーワード:
月経周期
,
胚移植
,
排卵誘発
,
不妊症-女性
,
就労女性
,
自己負担
,
採卵
,
外来診療
Keyword:
Women, Working
,
Infertility, Female
,
Financing, Personal
,
Ovulation Induction
,
Menstrual Cycle
,
Embryo Transfer
,
Ambulatory Care
,
Oocyte Retrieval
pp.1471-1476
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034122
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不妊に悩む就労女性にとっては、通院回数が少なく、副反応も少ない低卵巣刺激ARTは有益である。成熟卵胞数が少ないため、治療周期の選定、卵胞成熟の判定、最適な採卵時刻の設定など精密な診療が重要である。また、調節性に欠けるため、いつでも患者を受け入れられる診療体制が望ましい。低卵巣刺激ARTは調節刺激ARTと比較し、身体面、就労上の精神面や費用面、さらに時間効率の面や妊娠・生産率でも期待できる。
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