特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
就労女性の一般不妊検査・治療スケジュール
荻野 弓希子
1
,
岩端 俊輔
,
吉野 修
1北里大学病院 産婦人科
キーワード:
人工授精
,
病歴聴取
,
不妊症
,
就労女性
,
予約と予定
,
基礎体温
Keyword:
Women, Working
,
Insemination, Artificial
,
Infertility
,
Medical History Taking
,
Appointments and Schedules
pp.1407-1414
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034112
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少ない来院回数で不妊症の初期検査・治療を行うコツは、自院における検査・治療スケジュールを月経周期、パートナー来院の必要性、保険か自費かに配慮して組み、自院ホームページ等に明示することである。また近年、基礎体温表を用いない施設も増えているが初診患者の多くは測定しており、声をかけるとみせてくれる。就労女性は職場で健康診断を受けているので、結果を持参いただき検査・治療・妊娠時のリスクを確認する。
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