特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
就労女性のための不妊治療と保険適用
浦田 陽子
1
,
大須賀 穣
1東京大学 大学院医学系研究科産婦人科学教室
キーワード:
労働衛生
,
不妊症-女性
,
保健医療サービス
,
医療扶助
,
就労女性
,
保険適用範囲
,
ワークライフバランス
Keyword:
Insurance Coverage
,
Women, Working
,
Infertility, Female
,
Health Services
,
Occupational Health
,
Work-Life Balance
,
Medical Assistance
pp.1397-1400
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034110
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近年、不妊治療を受ける女性の増加が考えられる。不妊を心配したことのある夫婦は3組に1組を超え、実際に不妊検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は、5.5組に1組と報告されている。不妊治療は正確な受診スケジュールを事前に組みにくく、就労女性の場合は、特有の問題があると考えられる。おもに就労女性特有の不妊治療の問題点、行政の取り組み、不妊治療の保険適用の予定についてまとめた。
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