Special feature スマートな実践のための汚物処理ソリューション
■Update 汚物処理室のファシリティ
❷汚物処理機器・設備のデザイン
-―最新の製品規格・特徴を知る
大石 貴幸
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1社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院 TQMセンター 感染管理対策室 副室長
pp.16-21
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000282
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便器や尿器など(便尿器)を自動で処理する汚物処理機器は,ベッドパンウォッシャー(BW)とマセレーターに大別される。前者は給排水設備があれば,既存の便尿器を使用できるが,後者は便尿器を切断のうえ,排水溝に廃棄するため,再生紙で作られたパルプ製便尿器が必要となる。日本においては2007年に厚生労働省よりBWの使用が推奨されてから,普及が進んだが,マセレーターは既存の便尿器が活用できず,高コストになる傾向があるため,BWを設置している医療施設が多い。
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