看護合理化用品特集 ディスポーザブル用品のいろいろ
ディスポを使ってみて
汚物で汚れるものから製品化を
森 幸
1
1国立京都病院
pp.89-90
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914312
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使い捨て用品の国,アメリカにくらべれば,わが国は足元にも及ばないであろうが,昔を知っている私にとっては,ありがたい贅沢な世の中になったものだと感謝せざるを得ない。経済的なことをぬきにするならば,使い捨てほど便利で能率的なものはあり得ないと思う。
私どもここ数年来,とみに使い捨て材料を採用しつつある。最初に使いはじめた輸液セツトから今日では20数種をこえ,毎日の仕事にその便利さが重宝している。しかし,ここに与えられた課題は,よい点,わるい点,希望などについて述べることになったので,便利な品については触れないで,全科共通に用いる物で,しかも,希望などのある品目について列挙させていただくことにする。
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