医学生に対する衛生学公衆衛生学の教育・3
環境衛生(2)—上下水・汚物処理
三浦 運一
1
1前京都大学
pp.453-456
発行日 1959年7月15日
Published Date 1959/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202166
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講義時間は上水と下水及び汚物処理各7時間,合計14時間で,講義にはプリントを用いる(1頁約1,000字詰,15頁)。これには講義の要目と重要事項の要点,必要な数字,数式,化学式,統計図表,その他筆記が面倒な事柄は書いてあるが,精しい説明は書いてない。従つて講義を聞かなければプリントだけでは判らない。この程度のプリントを用いると学生の出席も悪くなく,教える方も楽で時間の割合に講義が進み,学生も筆記の労が少なく,聞きながら講義をよく理解する。
講義には出来るだけ実例を多くあげて話す様にしている。
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