特集 再生処理と単回使用器材(SUD)のパラダイムシフト
単回使用器材(SUD) 実践 単回使用器材(SUD)と再生処理器材の新しい使い分け 『再製造』によりどう変化するか
齋藤 祐平
1
1東京大学医学部附属病院 手術部
キーワード:
保健医療施設
,
機器の汚染
,
滅菌
,
ディスポーザブル用品
,
品質管理
,
機器の再利用
,
診療報酬
,
医療機器承認
,
バリデーション
,
製造業
,
機器の洗浄
Keyword:
Disposable Equipment
,
Equipment Contamination
,
Health Facilities
,
Quality Control
,
Sterilization
,
Equipment Reuse
,
Device Approval
,
Validation Studies as Topic
,
Manufacturing Industry
pp.157-161
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/J04878.2018221860
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はじめに
単回使用医療機器を「再製造」する制度が創設された1)。単回使用器材(Single-Use Devices:SUD)の「再使用」あるいは「再生処理」と見かけ上よく似た言葉ではあるが,実施の主体や責任体制など実際には大きく異なっている。再製造とはどのような制度か,現場の職員はどのように対応すべきか,医療施設にとって気になる話題である。本稿では,再製造事業の概要とそれによる医療施設への影響について述べる。
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