特集 再生処理と単回使用器材(SUD)のパラダイムシフト
特殊構造器材の管理 再生処理かSUDかの選択を含めて 消化器内視鏡
吉村 兼
1
1神戸大学医学部附属病院 光学医療診療部
キーワード:
Adenosine Triphosphate
,
Peracetic Acid
,
鉗子
,
機器の汚染
,
吸引術
,
消毒
,
消毒剤
,
浸漬
,
消化器系内視鏡法
,
消化管内視鏡
,
水質
,
機器の洗浄
Keyword:
Adenosine Triphosphate
,
Disinfectants
,
Disinfection
,
Equipment Contamination
,
Immersion
,
Peracetic Acid
,
Suction
,
Endoscopy, Digestive System
,
Endoscopes, Gastrointestinal
,
Water Quality
pp.134-140
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/J04878.2018221857
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背景
消化器内視鏡分野において,検査または治療で使用された軟性内視鏡(以下スコープ)の挿入部外装および吸引・鉗子チャンネルは,粘液,血液,微細組織片,糞便といった有機物によって高度に汚染された状態である。
そのため,Spauldingの分類(表1)に基づき,スコープおよび再使用が認められている処置具は,使用される度に適切な再生処理が施される必要がある。
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