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特集 介護保険リハビリテーションマネジメントの現状と課題〜医療・介護連携を進めるために〜
介護老人保健施設でのリハビリテーション・マネジメントの現状と課題
Current Status and Issues of Rehabilitation Management in Geriatric Health Services Facilities
大河内 二郎
1
Jiro Okouchi
1
1介護老人保健施設竜間之郷,東京大学大学院医学研究科在宅医療学
キーワード:
介護保険
,
老人保健施設
,
リハビリテーション
,
リハビリテーション・マネジメント
,
在宅復帰
,
高齢者
,
認知症
Keyword:
介護保険
,
老人保健施設
,
リハビリテーション
,
リハビリテーション・マネジメント
,
在宅復帰
,
高齢者
,
認知症
pp.865-872
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033090865
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内容のポイント Q&A
Q1 老人保健施設におけるリハビリテーションマネジメントは,理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等,リハビリテーション関連職種だけで行えばよいのか?
老人保健施設は,医師,看護師,栄養士,介護士,相談員等,多職種が勤務しており,リハビリテーションマネジメントも多職種の関与により行われる.ケアマネジメントとリハビリテーションマネジメントはお互い独立しているものではなく,相互に関連していると考えるべきである.
Q2 老人保健施設におけるリハビリテーションは在宅復帰を目指すものか?
老人保健施設の利用者には,在宅復帰を目指す方の他,長期入所や看取りの方もおり,それぞれの利用目的に合わせたリハビリテーションを考える必要がある.さらに在宅復帰だけでなく,できるだけ在宅で生活できるような在宅支援を目指したリハビリテーションも求められている.このため通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションの活用が望ましい.
Q3 短期集中リハビリテーションの種類と期間は?
通常の短期集中リハビリテーションと認知症短期集中リハビリテーションがある.入所の場合はどちらも同時に受けることができるが,通所の場合は一方のみになる.いずれも期間は3カ月である.
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