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第1土曜特集 免疫セネセンスと自己免疫疾患
加齢関連疾患における反応性アルデヒド種(RASPs)の役割
-――全身性エリテマトーデス(SLE)の病態との関連
The role of reactive aldehyde species(RASPs)in aging-related human diseases and systemic lupus erythematosus(SLE)
上月 友寛
1
,
茶本 健司
2
Tomohiro KOZUKI
1
,
Kenji CHAMOTO
2
1京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センター免疫ゲノム医学講座
2同がん免疫応答制御分野
キーワード:
反応性アルデヒド種(RASPs)
,
腫瘍免疫
,
全身性エリテマトーデス(SLE)
Keyword:
反応性アルデヒド種(RASPs)
,
腫瘍免疫
,
全身性エリテマトーデス(SLE)
pp.936-941
発行日 2026年6月6日
Published Date 2026/6/6
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297100936
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反応性アルデヒド種(RASPs)は環境中のみならず生体内で産生され,酸化ストレス,DNA損傷,そしてさまざまなタンパク質,脂質,核酸との付加体を生じさせる毒性の高い生理活性物質である.近年,多くの加齢関連疾患においてRASPsが病態に関与していることが明らかとなった.全身性エリテマトーデス(SLE)は自己抗体産生と多彩な臨床症状を呈する代表的な全身性自己免疫疾患である.発症年齢は20~40歳に多いとされるが,加齢関連疾患の発症リスクは一般人口と比較して高く,特に動脈硬化性疾患はSLE患者の死因の上位を占めている.加齢関連疾患の病態におけるRASPsの役割への理解を深めることは,SLEの病態を解明するうえで新たな視点を与えることになりうる.

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