Japanese
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TOPICS 腎臓内科学
日米の慢性腎臓病患者における左室構造・機能異常と心血管疾患の比較
Comparison of left ventricular structural and functional abnormality and cardiovascular morbidity between Japanese and US patients with chronic kidney disease
今泉 貴広
1
,
深川 雅史
2
Takahiro IMAIZUMI
1
,
Masafumi FUKAGAWA
2
1名古屋大学腎臓内科
2東海大学腎内分泌代謝内科
pp.460-461
発行日 2024年5月11日
Published Date 2024/5/11
DOI https://doi.org/10.32118/ayu289060460
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日米の慢性腎臓病患者における心血管疾患の発症リスクの違い
慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者は心血管疾患の合併が多いことは周知の事実であり1),その対策を講じることがCKD患者の長期管理のひとつの目的である.特に日米の心血管疾患の発症リスクは大きく異なることが田中らにより報告されている2).Keithらによれば,欧米のCKD患者においては末期腎不全に至るよりも心血管疾患などにより死亡するリスクの方が高いことが報告されており3),日本における状況とは大きく異なっている.
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