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特集 関節リウマチ関連リンパ増殖性疾患の診断と管理
関節リウマチ関連リンパ増殖性疾患の病因と病態
Pathophysiology of lympho-proliferative disorders in patients with rheumatoid arthritis(RA-LPD)
齋藤 俊太郎
1
Shuntaro SAITO
1
1慶應義塾大学医学部内科学教室リウマチ・膠原病内科
キーワード:
関節リウマチ(RA)
,
リンパ増殖性疾患(LPD)
,
悪性リンパ腫
,
メトトレキサート(MTX)
Keyword:
関節リウマチ(RA)
,
リンパ増殖性疾患(LPD)
,
悪性リンパ腫
,
メトトレキサート(MTX)
pp.767-773
発行日 2022年11月19日
Published Date 2022/11/19
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28308767
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関節リウマチ(RA)の治療中に発生するリンパ増殖性疾患(LPD)の発症にはRAそのものの慢性炎症と免疫異常が背景にあるなかで,エプスタイン・バールウイルス(EBV)の再活性化,薬剤による免疫抑制,免疫老化,遺伝的素因,その他の自己免疫疾患の合併など多種多様な因子が関与している.こうしたLPD(RA-LPD)の診療においては,リウマチ・膠原病内科,血液内科,病理診断科で連携のうえで,個々の患者の病態を想定した適切な管理を行うことが重要である.
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