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特集 特定行為看護師,医師事務作業補助者の現状――養成と配置
はじめに
Introduction
國土 典宏
1
Norihiro KOKUDO
1
1国立国際医療研究センター理事長
pp.1163-1163
発行日 2021年3月27日
Published Date 2021/3/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu276131163
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- Abstract 文献概要
2024年度に医師の超過勤務時間の上限規制が適用されることが決まり,医師の業務の一部を他業種に肩代わりしてもらう,いわゆるタスクシフティングが加速することが期待されている.“特定行為に係る看護師の研修制度” は,医師の判断を待たずに一定の診療補助行為を行うことができる看護師を養成することを目的として2015年から施行された制度で,タスクシフティングの切り札となる可能性のある制度である.ただし,現時点では当初の目標を下回る数の研修修了者しか養成できていない.最近,研修のパッケージ化など制度の改善が行われ,2024年度までに当該研修修了者を1万名養成する目標が掲げられている.
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