特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている
Ⅳ.肝癌治療のプロトコール
癌研究会附属病院・外科
國土 典宏
1
,
関 誠
1
,
猪狩 功遺
2
,
松原 敏樹
1
,
太田 博俊
1
,
山口 俊晴
1
,
高橋 孝
1
,
中島 聰總
1
,
武藤 徹一郎
1
Norihiro KOKUDO
1
1癌研究会附属病院外科
2癌研究会附属病院内科
pp.124-128
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904260
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はじめに
肝悪性腫瘍に対する治療として肝切除が最も根治性が高いことは論を俟たないが,腫瘍の占拠部位や肝予備能によって肝切除の可否や切除範囲が規定されてくる.本稿では当施設での肝予備能評価法と肝切除許容範囲の決定法を紹介し,疾患ごとの治療方針について肝細胞癌を中心に述べたい.
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