Japanese
English
特集 新規治療―炎症性―
展望
全身性強皮症の新規治療
New therapeutic strategies for systemic sclerosis
浅野 善英
1
Yoshihide Asano
1
1東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座皮膚科学分野
1Department of Dermatology, Tohoku University Graduate School of Medicine
キーワード:
リツキシマブ
,
precision medicine
Keyword:
リツキシマブ
,
precision medicine
pp.472-477
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002933
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●全身性強皮症(systemic sclerosis:SSc)の病態は臓器横断的基本病態と臓器別病態修飾因子に分けて理解する必要がある.
●全身性強皮症に対してリツキシマブ(RTX)が新たに保険適用となり,皮膚硬化と間質性肺疾患に対する治療の選択肢が増えた.
●RTXの治療効果を推測する指標が提案されており,その有用性が期待されている.
●病変部皮膚の遺伝子発現様式に基づく層別化により,将来的にprecision medicineの導入が期待されている.
(「ポイント」より)
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