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特集 泌尿器科医のためのゲノム腫瘍学入門─時代に取り残されるな
膀胱癌のゲノム異常と新規治療
Genomic abnormalities of bladder cancer and potential as a target for novel treatments
松本 一宏
1
Kazuhiro Matsumoto
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
キーワード:
膀胱癌
,
ゲノム異常
,
precision medicine
Keyword:
膀胱癌
,
ゲノム異常
,
precision medicine
pp.906-909
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206406
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▶ポイント
・分子病理学的に膀胱癌が発生・進展する過程としては,正常尿路上皮から大きく2つの経路に分岐して進展していくtwo pathway modelが想定されている.
・近年,包括的に分子生物学的プロファイリングを行うことにより,膀胱癌を亜型(クラスター)分類することが可能となっている.
・今後実臨床において,膀胱癌の亜型分類などをバイオマーカーとしたprecision medicineが期待される.
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