Japanese
English
特集 よくみる疾患 common skin disease
臨床例
形質細胞増多症
Plasmacytosis
伊藤 崇
1
,
松村 奈津子
1
,
山本 俊幸
1
Takashi Ito
1
,
Natsuko Matsumura
1
,
Toshiyuki Yamamoto
1
1福島県立医科大学皮膚科学講座
1Department of Dermatology, Fukushima Medical University
キーワード:
皮膚形質細胞増多症
,
全身型形質細胞増多症
,
肥満細胞症
,
高ガンマグロブリン血症
,
IL-6
Keyword:
皮膚形質細胞増多症
,
全身型形質細胞増多症
,
肥満細胞症
,
高ガンマグロブリン血症
,
IL-6
pp.350-353
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002002
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・当科で経験した,形質細胞増多症の2例について検討した.
・患者1は初診時には自覚症状を欠いていたが,数カ月後に発熱,倦怠感,肝機能障害,腋窩・鼠径リンパ節腫脹などの全身症状が出現した.
・患者2では血清IgG4の上昇が認められたが,IgG4陽性細胞/IgG陽性細胞比が15%程度と少なく好酸球浸潤も目立たないこと,他臓器に病変を認めないことから,IgG4関連疾患と鑑別した.
(「症例のポイント」より)
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